ナッツ&ミルク(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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ナッツ&ミルク(FC)

ジャンル:パズル
メーカー:ハドソン
発売日:1984年7月28日
ハード:FC

概要

主人公のミルクを操作し、恋人のヨーグルの家にたどり着く事が目的のアクションパズルゲームです。ステージ中にあるフルーツを全て取ると、ヨーグルが家から姿を現し、そこにたどり着くとステージクリアになります。

ステージの構成としてはパズル要素もありますが、どちらかと言えば、アクション要素の方が強いゲームです。ちなみにタイトルにあるナッツは敵キャラの名前になっています。意外と紛らわしい感じがするタイトルでもあります。

可愛らしい見た目のキャラクターが登場して、ほのぼのとした雰囲気のあるゲームです。高い所から落ちた時の気絶した姿と言うのもちょっと可愛らしいなと思ったりします。ただ、ゲームとしてはジャンプの挙動にクセがあったり、スプリングで大ジャンプをするタイミングが難しかったりと一筋縄ではいかないです。

まずはジャンプの操作に慣れて、ミルクをちゃんと操作できるようになる事が求められます。パズルとしての難易度は特別に高いという訳ではありませんが、その分、アクション性が求められ、全体としては難易度は高めの作品と言う感じがします。

敵キャラのナッツの動きと言うのもしっかりと理解する必要があり、単に避けるだけでなく、上手く誘導する事も必要になってきます。ゲームなので、突っ込むところでは無いのかもしれませんが、ナッツは複数登場するステージもあり、それは何だかとってもシュールな気もしてしまいます。

ステージエディット機能もついているのですが、ナッツに苦しめられているのを考えると、ひたすらナッツに意地悪をするステージを作ってみたくなったりもしました。

元々はPCのゲームでしたが、タイトルとキャラクターの見た目は同じですが、ゲーム内容としては全くの別物です。何よりも主人公のミルクは女の子と言う設定になっていて、追いかけてくるナッツを避けながらフルーツを集めるというゲームだったようです。この違いはどこから出てきたのか疑問に思ってしまいました。

ファミコンでは初のサードパーティーのソフトになっています。ちなみにメーカーはハドソンで、ここからハドソンとファミコンの関わりが出てきたと思うと感慨深い所ではあります。ただし、ソフトとしては、必ずしもメジャーな作品とは言えず、3日後に同じくハドソンからロードランナーが出ていて、そちらの方が有名なタイトルですから、ロードランナーが最初のサードパーティーと勘違いされる事も多かったりします。

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