ゴルフ(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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ゴルフ(FC)

ジャンル:スポーツ
メーカー:任天堂
発売日:1984年5月1日
ハード:FC

概要

タイトル通り分かりやすいゴルフのゲームです。ファミコンの初期に出ていたスポーツの名前をそのままタイトルにしていたスポーツゲームのひとつでもあります。全18ホールを巡ってプレイします。

ゲームの基本としては、クラブを選び、方向を決めて、ボールを打つことになります。ボールを打つときにはボタンを押すタイミングが重要になります。最初にボタンを押すとスイングが始まり、次のボタンでショットの強さを決め、そして、最後に押すときにインパクトの位置を決めます。これが一連の動作でタイミング良くボタンを押す事が求められます。

コースや風向きなどを考えて、ここは思いっきり打つ、ここは少し短く、ここはスライスをかけてなど、その状況に合わせたベストのショットを打つことが必要になります。このボタン操作はゴルフゲームとしてはスタンダードなやり方と言う感じで、一般的なゴルフゲームの操作として定着しているというのもなかなか興味深い所でもあります。

ファミコン初期の作品ですが、傾斜や風などの要素も取り込まれていて、結構、本格的な感じがする作品です。派手なBGMが無く、効果音だけなのですが、逆にそれが飽きさせない作りにもなっている気がします。

当時は大人がプレイするゲームと言う感じがしました。18ホールと長いので、辛抱強くプレイする必要があり、終盤にOBを連発してしまった時の悲しさと言うのは尋常では無かったです。一度、集中力が切れてしまうと途端にスコアが崩れてしまいます。そうなると、最初からやり直すか、それでも最後までプレイするのか、もうやめるのかは悩むところではあります。

スポーツゲームとしては、かなり売れていたソフトでもあり、その数は約246万本と言われています。この数字はファミコンで最も売れたスポーツゲームであり、今日現在、歴代のスポーツゲームの売り上げ本数でも2位と言う数字になっています。ちなみに1位はWii Sportsです。シンプルな分、今でも普通に楽しめる作品と言えるかもしれません。

後にゲームボーイで同名タイトルのゴルフゲームが出ていますが、そちらはコースが選べたりします。任天堂のゴルフゲームとしては、ディスクシステムなどでも続編が出ていますが、そちらはマリオが主役となっています。また、その後にはタイトルもマリオの名前を冠するようになり、マリオゴルフシリーズとしてキャラクターの特徴などが反映される作品になっていきます。それはそれで楽しいのですが、シンプルで硬派なゲームをやりたいときにはこのゲームぐらいで丁度良いという感じもします。

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