1987年のまとめ-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> コラム-> 1987年のまとめ

1987年のまとめ


ファミコンソフト全体としては、安定期という感じでしょうが、ROMとディスクシステム合わせて180本以上のゲームが発売された年になっています。
多種多様なゲームが発売されていて、とりあえずファミコンのゲームを作っておこうという感じもしなくはありませんでした。
ドラゴンクエストの続編、ドラゴンクエストIIが発売された年でもあり、もうひとつのRPGの雄、ファイナルファンタジーの第1弾が発売された年でもあり、RPGがそろそろ流行ってくるかなという雰囲気を漂わせていました。
記憶に残るゲームとしては、燃えろ!!プロ野球が上げられます。バントホームランなどは、後々まで語り継がれる伝説となっています。
ディスクシステムが限界を見せ始めた年でもあります。ソフトとしては、リンクの冒険や、ディスクファックスを用いたゴルフJAPANコース、USコース、前編後編の2部構成のファミコン昔話など、いろいろと試行錯誤をしていた感じがありましたが、容量の問題という最も分かりやすいのが影響したように思います。これはROMカートリッジの容量が飛躍的に伸びていった事も原因に挙げられています。
バッテリーバックアップが登場したのも、この年で、次第に一般的になっていきます。
PCエンジンが発売されたのも、この年です。グラフィックの性能など、ファミコンと比べると、その差は一目瞭然で、テレビゲーム=ファミコンという構図が変わるのかに注目を集めた年でもありました。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項