天神怪戦(GB)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シューティング
メーカー：メルダック
発売日：1990年4月27日
ハード：ＧＢ

妖怪と戦うシューティングゲームです。プレイヤーキャラクターが足軽、侍、忍者、僧侶、巫女でシューティングという、ゲームの設定としては不思議な感じがするゲームになっています。
ゲーム開始時にお金で操作するキャラクターを雇います。最大で４人まで雇う事が出来、自分で好きなようにパーティを編成する事が出来ます。それぞれのキャラクターごとに、連射が出来る、斜めに攻撃できる、上下に攻撃できるなど、攻撃のパターンが異なるために、上手くパーティを編成する必要があります。
ライフ制になっていて、敵を倒すと得られるお金でアイテムを購入する事で回復することが出来ます。
ゲームとしては、おそらくはいろいろなメンバーでパーティを組んで楽しむというのが狙いだったと思われるのですが、実際には一人でプレイした方が楽というゲームだったりします。その理由が、メンバーが増える事によって敵の攻撃を受ける範囲が広がるという事と先頭キャラクター以外の体力回復のコストパフォーマンスが悪いことです。一人でプレイした場合、安い回復アイテムで効率よく回復できるのですが、パーティを組んでいるとトータルで回復できる量が少なくなってしまい、雇うためのお金を考えるとバランスが悪くなってしまいます。
一人プレイでも十分に楽しめるという内容のシューティングゲームになってはいるのですが、せっかくのシステムを活かしきれていない分、惜しいという感じがするゲームになっています。

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