マハラジャ-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アドベンチャー
メーカー：サンソフト
発売日：1989年9月29日
ハード：ＦＣ

インドに旅行に出かけた主人公を操作し、ある箱を拾った事で不思議な冒険に巻き込まれるアドベンチャーゲームです。
アドベンチャーゲームではありますが、敵との戦闘やレベルアップの概念、いわゆる魔法に相当するマントラ、各種ステータスなどがあるので、ＲＰＧ要素が強い感じがします。
一般人の旅行者がなぜこんな冒険に巻き込まれて戦わなければいけないのかという点はおいといて、特別に理不尽な謎解きもなく、それなりに楽しめる作品になっています。ただし、後半、敵が強すぎる点は若干理不尽と感じるかもしれません。
一部、イベントをこなすとお店での商品の値段や宿代が上がったりしますが、これは消費税が導入されたという設定のようです。ちなみに、本作が発売された１９８９年に消費税が導入されています。ちょっと面白いなと感じたのと同時に思ったのが、ゲームのタイトルのマハラジャ。当時、そんな名前のディスコが流行っていたなんて事を思い出しました。タイトルがそれを意識して作られたのかは定かではありません。
本作のようにアドベンチャーのようなゲームで、ＲＰＧ要素を大きく含んでいるゲームというのはたまにあったりします。ＲＰＧの部分の程度により、おまけ程度に追加しましたという感じと、どちらがメインだか分からないような本格的な作りになっていたりしたりしますが、ＲＰＧ要素が強くなってくると３Ｄダンジョン形式のＲＰＧという雰囲気がしてくるんだなとふと思ってしまいました。

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